【初心者向け】基本的なDockerコマンド⑴「DockerHubイメージ取得からコンテナ起動まで」

docker Docker
docker

今回はDokcerHub、ホストOS、コンテナというキーワードに焦点を置いてDockerの基本的なコマンドをみていこうと思います。まだDockerがインストールされていない方はこちらを参考にしてください。




今回扱う範囲

(簡単に)用語解説

DockerHub
→クラウド上にあるDockerイメージの保管と共有するためのリポジトリ(倉庫)

ホストOS
→自PCに搭載されているOS(MacOS、Windows10、Linuxなど)

コンテナ
→ホストOS上で仮想的な区画を用意して管理・実行する
※コンテナについては概念が少し難しいため、今回は深くは取り上げていません。気になる方はこちらをどうぞ


では実際にコマンドを使用しながら動作をみていきます。

DockerHubからホストOSにイメージをプルする

今回はubuntuと呼ばれるDebianベースのLinuxオペレーティングシステムを使用します。
DockerHubでのubuntuのイメージ名を調べておきます。

ではDockerHubにあるイメージをホストOSにプルしましょう。

ーコマンド公式ー
docker pull <image>
※imageはDockerコンテナの元となる

では実際にターミナルで実行します

$ docker pull ubuntu



ホストOSにプルしたイメージを確認する

$ docker images

ホストOSにプルしたDockerイメージが存在することが確認できます。


ホストOSにプルしたイメージでコンテナを作成・起動し、コンテナに入る

ーコマンド公式ー
docker run -it <image> bash

$ docker run -it ubuntu bash

指定したホストOSにあるubuntuイメージをシェル指定して(bash)実行し、コンテナを作成・起動し、コンテナに入る。
※もしローカルに指定したイメージがなければ、DockerHubから取ってくる。

画像はubuntuコンテナ内に入り、ディレクトリやファイルを確認する「ls」コマンドを使用しています。

docker run コマンドは下記の二つのコマンドを同時に実行している。
コンテナを作成:docker create <image>
コンテナを起動:docker start <container ID>
※docker start -a <container>-aオプションを付与することでコンテナにアタッチします。




コンテナから抜ける

$ exit

この状態ではコンテナから抜けましたが、コンテナ自体はまだ動いています。


コンテナの確認

起動中のコンテナを参照する

$ docker ps

存在する全てのコンテナを参照する

$ docker ps -a



コンテナを止める

ーコマンド公式ー
docker stop <container ID もしくは container Name>

$ docker stop 8bb7bc1de690




再度コンテナを起動させ、コンテナに入る

ーコマンド公式ー
docker restart <container ID もしくは container Name>
→コンテナの再起動
docker exec -it <container ID> bash
→コンテナに入る

$ docker restart 8bb7bc1de690
$ docker exec -it 8bb7bc1de690 bash




今回以上となります。
DockerHubのイメージをホストOSで取得し、コンテナを作成するところまで見ていきました。基本的なDockerコマンドとなりますので、しっかりと抑えておきたところです。


コメント

タイトルとURLをコピーしました