今回から数回に分けて、Javaを使用して基本的なWebアプリケーションを作成していきます。対象はプログラミングが未経験もしくは初心者の方向けに作成しております。
まず作成をしていくにあたり、下記2点が備わっているかご自身に問いてください。
1.ブラインドタッチはできるか
2.Javaの基本的な構文は理解しているか
1.に関してはエンジニアとして最低限必要なことです。入力が遅ければ、それだけ作業効率が下がるのは当たり前です。私がよく再読する記事にもまず第一にブラインドタッチを習得することだと記載があります。
2.に関してはどこまでが基本と言えるのかは個人によって差が出るかもしれません。Javaの基本と言われた際に少し不安になる方はこちら をご覧になってからでも良いかと思います。
意識してほしいこと
アプリ作成時には以下の2点を意識していただければと思います。
1.できるだけコードはコピペせず、手打ち入力で行うこと
→見ただけの理解と実際ご自身でコードを入力するのとでは、理解度に差が出てきます。インプットしてアウトプットをする。これを着実に行っていきましょう。
2.分からないことは何でも何度でもググる
→なるべくコードの意味や出てくる言葉の意味は説明していきますが、それでも分からない場合は都度ググってわかるようになっておきましょう。
また分からないことをノートに丁寧にまとめることはあまりお勧めしません。時間もかかりますし、何よりどのエンジニアも何度もググってプログラムを書いています。
作成するWebアプリケーションについて
今回は「顧客(情報)管理システム」を作成していきます。
イメージ画像(後ほど)
管理者(admin)が顧客情報を登録、参照、更新、削除する基本的なWebアプリケーションとなります。
機能としては以下の機能を作成していきます。
・管理者ログイン機能
・管理者ログアウト機能
・CRUD機能(顧客登録、顧客参照、顧客更新、顧客削除)
機能的には少ないですが、意外と学べることは多いです。
CRUD機能はデータベースを扱う際の基本的な機能のこと(データの作成、データの読み出し、データの更新、データの削除)を指します。
※随時、機能を追加していく予定です。
開発環境
Eclipse version: 2020-12 (4.18.0)
MySQL version: 5.7.36
java version: 11.0.13
※一部レイアウトにBootstrapやJavaScriptを使用します。
MySQLなどのSQLに不安の方はこちら
BootstrapやJavaScriptに不安の方はこちら
またJavaでWebアプリケーションを作成する際にはバックエンド側で処理を行うサーブレット(Java Servlet)とフロントエンド側でJavaを扱えるJSP(Java Sever Pages)を使用します。
これらに関してはこちらの記事を参考にしてみてください。一度で全てを理解する必要はありません。何度も繰り返して少しずつ理解していきましょう。動画で学習したい方はこちら もオススメです。
では次回よりJavaでログイン画面とその機能を作成していきます。
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これでJavaのwebアプリケーションを勉強させていただきます。