2021年版「超初心者向け@Git」リモートリポジトリとローカルリポジトリを作成する手順

どうも未経験でシステム業界に転職したキーです。
今回はプロジェクト作成の際にgitを使用したリポジトリの作成からpushへの一連の流れを備忘録として残しておきます。いつもどうやるか忘れてしまうので。。。

まずはGithubでリモートリポジトリを作成します。
Githubにアカウントがない方はアカウント登録をしておく必要があります。

リモートリポジトリの作成

1.Repositories画面にある「New」を選択。

※2021年5月現在、Githubのデフォルトブランチ名が「main」となっていますが、今回は以前のデフォルトブランチ名であった「master」に変更しています。
デフォルトブランチ名mainとなった理由

2.「Create a new repository」画面
・Repository name → リモートリポジトリの名前
・Public or Private → 作成したリモートリポジトリを公開か非公開にするか（後での変更も可）
・Add a README file → このプロジェクトで何ができるかや作成時のルールなどを記載しておきます
・Add .gitignore → Githubの管理下に置かないファイルをこちらで設定することができます
・Choose a license → リンクをよくご確認ください

今回は以下のように設定しました。

これで空のリモートリポジトリの作成ができました。

ローカルリポジトリの作成

次にローカルリポジトリの作成を行います。
今回はデスクトップ画面上のdevelopディレクトリにプロジェクトを作成しています。

# プロジェクトを作成するディレクトリまで移動
$ cd Desktop/develop/

今回はVueCLIを使用し、プロジェクトを作成。
もちろんindex.htmlのようにファイルだけでも良いです。

$ vue create weather_report

cd コマンドで weather_reportディレクトリに移動し、git init でローカルリポジトリの作成

$ cd weather_report
$ git init
.
.
.
Initialized empty Git repository in 〜/.git/

# ここでディレクトリの中のファイルなどをみるコマンド「ls -a」を実行すると.gitというファイルを確認できます
# .gitファイルは本来隠しファイルです
$ ls -a
.			README.md		package.json
..			babel.config.js		public
.git			node_modules		src
.gitignore		package-lock.json

次にプロジェクトをgit add -A でインデックスに追加しておきます。
「インデックスに追加」とはどのファイルをgitの管理下に置くかを指定します。

# git add ファイル名 であれば個別にインデックスに追加されます。 [-A]は全てのファイルを指します。 
$ git add -A

インデックスに追加後、ローカルリポジトリに登録します。これは git commit で行います。

# git commit -m "メッセージ名"
$ git commit -m "first commit"
.
.
.
Your name and email address were configured automatically based
on your username and hostname. Please check that they are accurate.
You can suppress this message by setting them explicitly. Run the
following command and follow the instructions in your editor to edit
your configuration file:

これでローカルリポジトリ内に今回のプロジェクトを作成することができました。

ローカルのプロジェクトをリモートリポジトリにpushする

では次にローカルリポジトリで作成したプロジェクトをリモートリポジトリにpushし、アップロードしていきます。

ここで最初にローカルリポジトリで作成したプロジェクトをGithubのリモートリポジトリに反映させておきます。

# origin以下のURLは先ほどGithubのリモートリポジトリで作成したURL
$ git remote add origin https://github.com/ユーザー名/リポジトリ名.git

最後にリモートリポジトリにpushします。

$ git push origin master

※pushをした際にユーザー名とパスワードを聞かれることがあるので、Githubで登録した際のユーザー名とパスワードを入力すれば完了です。

Username for 'https://github.com':ユーザー名の入力 
Password for 'https://ユーザー名@github.com': パスワードの入力
Enumerating objects: 18, done.
Counting objects: 100% (18/18), done.
Delta compression using up to 4 threads
Compressing objects: 100% (15/15), done.
Writing objects: 100% (18/18), 127.09 KiB | 4.89 MiB/s, done.
Total 18 (delta 0), reused 0 (delta 0), pack-reused 0
remote: 
remote: Create a pull request for 'master' on GitHub by visiting:
remote:      https://github.com/ユーザー名/WeatherReport/pull/new/master
remote: 
To https://github.com/ユーザー名/WeatherReport.git
 * [new branch]      master -> master

Githubを確認しましょう。

しっかりとリモートリポジトリにpushできました。
今回は以上となります。

udemyのGithub講座が良かったのでリンク画像を貼らさせていただきました。
まだGithubについて内容がイマイチの方はこちらがオススメです。

ps. git stash というコマンドを知らない方はぜひこちらの記事を見ていただければと思います。
便利なコマンドで自分もよく使用しています。
git stashについて