ls -lで表示されるタイムスタンプ(年表示)について

Linux

今回は「ls -l」コマンドのタイムスタンプ表示について知らなかったことがあったので備忘録用としてここに残しておきます。



ls -lコマンドでのタイムスタンプにおける年表示の部分はファイルが現在の年に作成もしくは更新されたものであれば時間が表示されると思っていました。ですが、ここにはあるルールがありました。実際に画像で見ていきます。


ディレクトリの中にtouchコマンドでtest.txtというファイルを作成します。
なお本日は2021年6月16日です。

touchコマンドでファイルを作成した直後は現在の日時が表示されています。


では昨年の年になるようタイムスタンプを変更します。

$ touch -t 202012171200 test.txt

確認すると昨年の年を指定したにもかかわらず、年の表示が時間となっています。


この結論としては

ls -lにおける年の表示は現在の日時より半年以内であれば昨年の年であっても時間表示となるのです。




試しに半年以内とならないぎりぎりの日付で表示してみます。

$ touch -t 202012161200 test.txt

画像の通り、年の表示が「2020」となっています。
「ls -l | grep 2020」 のように年で検索する際やファイルの移動などを行うときに使用することもあると思うのでしっかりと抑えておきたい点です。


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2000人以上(2021年7月現在)の方が視聴しており、Linuxコマンドを学べるのはもちろん、必要な概念も合わせて習得できると思いますので、気になる方はまずはコースのプレビュー(無料)からみてみてください。


今回は以上です。

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